日々是好日 シンプル生活と子育てとアート

読書と音楽と美術館、ソーイングのこと。時々文楽と心理学。

新春能

先日、電車を乗り継いで、能を観に行ってきた。

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久しぶりに着物。

 

能、良かった!!!
興奮冷めやらずの状態。


能を観ると寝ると聞いていたし、寝てもいいとも聞いていた。
私も、寝るかな〜と思い、寝てもいいや、も思って行った。


狂言は、ものすごい睡魔におそわれたが、能は最後までしっかりと観ることができた。

 

一年に一回くらいだが、10年以上文楽を観ていて、日本の音に対する素地があったみたいだ。文楽も半分くらい寝てたけど。それなりに自分の中に積み重なっていたんだな。爆

 

「異界を旅する能」を読んでいて、ほんとに良かった。腑に落ちた。すごい名著だ!

 

 

覚え書き。
能は、やはり神事の面がある。あっちの世界とこっちの世界をつなぐ歴史ある交霊会みたいなものか。
笛の音は、あっちの世界に連れていく。
能楽師の人の鍛えた身体。重心を低く保ち、足をぴったりと地面につけたまま動くこと、声を肚から出すことは、己をしっかりとグラウディングさせる役割があるのか。
シテの舞のときに足を踏みならす音と、太鼓のカーンという音は、観ているものを現実に引き戻す。
能で、あっちの世界に連れていかれて、戻ってくると、浮世の垢が洗い落とされている、何かすっきりとした感じになる。

 

 

回数を重ねていくと、また違うことが観えてくるのだろうな、楽しみだ。